ゆうかCoffeeBlog

10月のおすすめコーヒー

9月は雨が多く嫌になりましたが、10月になって晴れの日が増えてきました。
でも先日は30℃近くで暑かったりして、体がついていかないですね・。
皆様もどうぞご自愛ください。

10月に新作ですが、エチオピア・モカ ナチュラルがとっても好評です!
正直好みの分かれるコーヒーだと思っていたのですが、そのクリーンさと豊かな風味が試飲でも「おいしい!」という言葉が素直に聞けてとても嬉しいです!
エチオピアイルガチェフの持つポテンシャルを改めて感じています。

 

エチオピア・モカ ナチュラル G1 250g入り / 単品価格1944円(セット価格1620円)

当店でも1・2を争う人気のエチオピア・イルガチェフェのコーヒーですが、実はもう一つのタイプがあります。
コーヒーにするまでの過程の違いなのですが、今回ご紹介するのは、摘み取った赤い実のまま天日乾燥させるナチュラル式です。
エチオピアでは高品質なチェリーは通常ウォッシュドという水洗式の精製で仕上げていて、当店の定番のイルガチェフェ・ハマもウォッシュドです。
そしてそこからはじかれた未熟や過熟なチェリー等が含まれたものをナチュラルで仕上げていて、それが通常流通する、いわゆる「モカ」と呼ばれるコーヒーです。
なので一般的なモカと言われるコーヒーはナチュラル式です。
今回ご紹介するナチュラルは高品質のチェリーを使い、人の手で徹底的に選別し、時間をかけて乾燥させたものになります。
この「モカナチュラル」を初めて飲んだ時、そのクリーンさに驚きました。
今まで高品質のナチュラルは店を始める以前から何度も飲んではいましたが、ここまでクリーンなものはありませんでした。

そんな「エチオピア・モカ ナチュラル」ですが、そのクリーンさと豊かな風味が活きるように少し深煎りにして仕上げています。
粉にするとまるでイチゴのようなフルーティな甘い香りが印象的です。
とてもきれいな口あたり、ブルーベリーやカシスなどのベリー系とチョコレートが重なったような甘さ、そのまま長く続く余韻…。
冷めてくるとブランデーなどの洋酒のような複雑で深い味わいです。
きれいでエレガント、妖艶で魅力あふれる「エチオピア・モカ ナチュラル」で秋の夜長をお楽しみください。


グァテマラ・アゾテア農園   
250g入り / 単品価格1620円(セット価格1080円)

当店も定番でもあるグァテマラ・アゾテア農園がニュークロップ(新豆)に変わりました。
アゾテアはグァテマラの代表産地、アンティグア地区にある名門農園です。
グァテマラのコーヒーは「ハニーライク」と言われるコクのある華やかな甘さが魅力ですが、アンティグア地区のコーヒーは特にそのハニーライクさがあると思います。
フローラルでやさしい香り、ふくよかでコクのある甘みとまるい口あたり、オレンジのような風味が複雑に絡み合い、豊かさを演出しています。

やわらかできめ細やかな魅力のアゾテア農園をお楽しみください。

マンデリン・タノバタック    250g入り / 単品価格1620円(セット価格1000円)

深煎りの定番マンデリンもニュークロップ(新豆)に切り替わりました。
タノバタックはインドネシア・スマトラ島リントン地区のものになります。
その独特の風味は口に入れた瞬間に違いが感じられると思います。
スパイシーでアーシー、エキゾチック、オリエンタルといったように表現されますが、マンゴーなどのアジアの南国のフルーツのようでもあると思います。
コクも甘みも豊かに感じられ、なめらかでしっとりとしたクリーミーさと相まって長い余韻につながっていきます。バニラのような風味も感じますね。

深煎り好きな方必見の素晴らしい魅力いっぱいのタノバタックです。

 

深みのブレンド「森の時間」秋冬   250g入り / 単品価格1620円(セット価格1080円)

おなじみ深煎り系のブレンド「森の時間」ですが、今回は秋冬向けて深みとコクをアップさせました。
1年を通して少しずつ変化させていますが「チョコレートに合うように…」というのが基本コンセプトです。
元々「森の時間」は冬に作ったブレンドで名前も冬からの連想でした。
すぐに人気となったので発展させて、1年を通し「それぞれの季節で彩りが変わる森の木々のように…」少しずつ変化するブレンドになりました。
焦げた不快な苦みではなく、きれいでやわらかな甘みある苦みと豊かなコク、そしてキレのいい後味が、秋から冬にかけておいしく感じるクリーム系のお菓子やチョコレートとよく合います。
また牛乳との相性もいいので、カフェオレにしてもベストマッチだと思います。