ゆうかCoffeeBlog

アイスコーヒーの淹れ方

7月になって暑い日が多くなってきましたね。
6月からアイスコーヒー用の豆はとても好調で、ご家庭でもアイスコーヒーを気軽に楽しんでくださる方がたくさんいて嬉しく思います。
でもまだアイスコーヒーは淹れたことがないという方や試飲でアイスコーヒーを飲んで「これ、おいしいね。どうやって淹れるの?」とご質問をいただいたりしますので、私がやっている淹れ方をご紹介します。

私が思う一番おいしい淹れ方は、オンザロックや急冷と言ったりする淹れ方ですね。
作り方は最初はいつものようにホットコーヒーを淹れるのですが、ポイントは濃く淹れることです。
いつもと同じ粉の量で抽出量を半分くらいにするか、粉を1.5~2倍くらい使っていつもと同じ抽出量にするかで、濃いホットコーヒーを淹れます。
次にグラスやサーバーに氷を多めに入れて、コーヒーを一気に注ぎます。
そのままかき混ぜて出来上がりです。
氷の分量が初めはわからないと思いますが、多めに使って一気に冷やしてください。
味見をしてお好みの濃さならば、氷を取り除いてしまってもいいと思います。
何度か淹れると氷の量はわかってくるので、ご自身のお好みの濃さに合わせてみてください。
この淹れ方ですと香りも感じられますし、豊かな味わいのアイスコーヒーになりますのでオススメです。
作り置きしても問題ないですが、その日に飲む分くらいにしてください。
使うコーヒー豆は基本的にはどの豆でも大丈夫ですが、一般的には深煎りの豆を使いますね。
アイスコーヒーブレンドも深煎りのブレンドです。
その他では深煎りグァテマラ、深煎りコロンビア、マンデリン、森の時間でもおいしいです。
またエチオピアやケニアなどで淹れてもスッキリとして爽やかなアイスコーヒーになりますのでおすすめです。

 

 

7月のおすすめコーヒー

7月になって、蒸し暑くなってきましたね。
今月は暑い夏にホットですっきりと飲めるコーヒーを中心にご紹介です。


メキシコ・シコビ
     250g入り / 単品価格1944円(セット価格1620円)

去年も夏にご紹介したメキシコのコーヒーです。
あまりメキシコでコーヒーのイメージがないと思いますが、近年注目を集めている国のひとつで、穏やかで上品な口あたりが特徴です。
夏にご紹介するのは、その風味にあります。
草原のような青々とした風味があり、緑茶のようにも感じられます。
「グラッシィ」と表現したりしますが、その爽やかさが夏の暑い時期にピッタリだと思っています。
感じる甘みもどこか爽やかでマスカットやメロン、青りんごなどのグリーン系のイメージです。

シコビはオアハカ州南部のオソロテペックにあり、同州で30年近く地域研究を続けている生物学者団体の支援の下、自然環境にストレスを与えず共存できるシステムを導入しコーヒー生産に励んでいるそうです。
オアハカ州の雄大な自然で育った素晴らしいコーヒーをぜひお楽しみください。


ブラジル・トレスバハス 
250g入り / 単品価格1620円(セット価格1080円)

親しみやすい甘さで人気のブラジルコーヒーが新しくなりました。
トレスハバス農園はミナスジェライス州カルモデミナス地区にあり、過去に様々な賞を受賞している農園です。
この農園は以前ご紹介したカクェンジ農園と兄弟で、切磋琢磨しながら毎年高品質のコーヒーを作りだしています。
最近のブラジルスペシャルティコーヒーの主流になりつつあるイエローブルボンという黄色く熟す品種で伝統的なナチュラル精製で仕上げたコーヒーです。
ナチュラル精製は摘んだ実をそのまま乾燥させてから選別する方法で、当店のブラジルは最近ではナチュラルの物を使うことが多くなっています。
ブラジル独特の香ばしい風味とナチュラルで仕上げたものらしいコクとココアのような風味、後味に桃のようなやわらかな質感と甘みが心地いいコーヒーです。

どなたにでもおすすめできるコーヒーですので、プレゼントなどにもおすすめです。

 

夏のブレンド「なつみ」  250g入り / 単品価格1620円(セット価格1080円)

約2カ月ごとにご紹介している『季節のブレンド』ですが、すっかり皆様に親しまれている様子がうかがえて、とっても嬉しい限りです。
『夏のブレンド』はいつもすっきりさをイメージしているのですが、毎年微妙に変わっています。
今年はすっきりさと円やかさをイメージしてブレンドしました。やさしい口あたりと豊かで長く続く甘さ、すっきりとした後味が夏の暑い日でもサラリと楽しめます。

今年も『なつみ』で暑い夏の日のひとときをお楽しみください。