ゆうかCoffeeBlog

年末年始のおすすめコーヒー

 

パナマ・エスメラルダ ゲイシャ  100g入り/2700円(セット価格2160円)

現在のコーヒーで一番注目を集めている品種がゲイシャです。
2年くらい前にスターバックスで扱われ250g10000円だったことで話題になったのを覚えている方もいるでしょうか。
ゲイシャはエチオピアの原種で栽培が難しく1本の木になる実も少量のため、ほとんど姿を消していました。
そんなゲイシャが脚光を浴びたのが2004年のベストオブパナマでエスメラルダ農園が出品したものでした。
今回ご紹介するエスメラルダ農園はまさにゲイシャを復活させた農園です。
パナマのコーヒーはゲイシャ以外でもきれいでフローラルなものが多く、当店でもとても人気がありますが、エスメラルダのゲイシャはその最高峰です。
粉にするとジャスミンやスイトピーなど様々な花の香りで幸福感を満たし、口に含むとまるでクリスタルのように澄み切った透明感あふれるきれいさに感銘し、香りとともに膨らむリンゴやキウイフルーツのようなすっきりとした甘さに包まれたかと思うとレモンバーベナやミントのようなハーブ系の余韻で清涼感すら感じられ、最後まで優雅で気品があり胸が高鳴る素晴らしいコーヒーです。

近年はパナマの他の農園や中米他国でもゲイシャの木が育ち、テイスティングする機会が増えましたがなかなかゲイシャらしい鮮やかさが感じられないことが多いです。
栽培の難しさや土壌などが関係していると思います。
エスメラルダのゲイシャはやはり元祖だけあり、初めて味わった時の衝撃を思い出させてくれます。
現在のコーヒーの頂点をぜひとも感じてみてください。

 

ケニア・ンディアラ    250g入り/1944円(セット価格1620円)

当店でもすっかりおなじみになりましたケニアのコーヒーが変わりました。
アフリカのコーヒーは個性豊かなものが多くどれも魅力ですね。
その中でもケニアは豊かな果実味とコクで私も大好きなコーヒーです。
でもこのような風味は本当に少なくて探すのに苦労しています。
毎年違う銘柄を紹介するのはその年によって変わってしまう難しさゆえです。
今回のンディアラは今年カッピングしたとき、即決したお気に入りのロットです。
繊細な口あたりとやわらかなコク、チェリーやアプリコット、オレンジといった豊かな果実感が甘さと相まって複雑さが増していきます。
冷めてくるとすっきりとした赤ワインのような余韻になり幸福感に満たされる素晴らしいコーヒーです。
この複雑な風味はケーキやチョコにも合いますし、ローストビーフなど赤ワインに合いそうな食事の後にもおすすめです。

 

深煎りグァテマラ・チマルテナンゴ1800  250g入り/1620円(セット価格1080円)

当店の濃い味わいで1番人気なのが深煎りグァテマラです。
本当に欠かすことのできないコーヒーですね。
今回ご紹介するのはチマルテナンゴ地区で標高1800m以上の小規模農家の中でも品質管理のよい農家のものを選抜したものになります。
標高の高さは昼夜の気温差が激しく実が締まり、深煎りにも耐えられる要素になります。
グァテマラらしいハニーライクな感じと素材の甘みだけでなく、深煎りにした時のローストによるチョコやキャラメルのような甘さが加わり、やさしい苦みと一体となって満足感が満たされます。
しかし後味はキレ良くすっきりとしているのが人気の秘密なのかなと思います。

素直さとコーヒーらしさ、ブラックやカフェオレにも合う幅広さで皆様におすすめできるコーヒーです。

 

ニューイヤーブレンド     200g入り/1620円(セット価格1080円)

毎年ニューイヤーブレンドは華やかさとまろやかさを意識しています。
家族で集まる機会も多いこの時期にまろやかで優しい甘さと華やかできれいなスッキリさでどなたにでも喜ばれる味わいに仕上げました。
ケーキなどの洋菓子だけでなく和菓子なども食べる機会が多いと思いますが、和菓子にもそっと寄り添ってさりげなくいい仕事をしてくれると思います。

2017年の幕開けもニューイヤーブレンドで皆様の笑顔のお手伝いができたら最高です。