ゆうかCoffeeBlog

今月のおすすめコーヒー(2019年8月)

梅雨が明けてから暑い日が続いていますね。
今月は暑い日でもホットですっきり飲めるコーヒーやアイスでも楽しめるコーヒーが揃いました。
アイスコーヒーの淹れ方をよく聞かれますので簡単にご説明します。
ホットの2倍の濃さに淹れてすぐに氷で急冷するだけです。コツは濃く淹れること。
薄くなってしまっては取り返しがつきませんが濃い場合はさらに氷を入れたり水で薄めればいいので。ぜひお試しください。

 

ルワンダ・チョコ  250g入り / 単品価格1944円(セット価格1620円)

ルワンダはアフリカの内陸にある小さな国でタンザニアの隣になります。
アフリカのコーヒーは当店1番人気のエチオピア・イルガチェフやケニアなど個性豊かなコーヒーが多いですがルワンダも個性豊かな魅力あふれるコーヒーです。
フローラル系の豊かな香りと澄みきった透明感、シルキーマウスフィールと言われる繊細な口あたりがとても印象的です。
そしてフローラルにリンゴ、オレンジやグレープフルーツなどのシトラス系の風味が寄り添って甘さとともに明るく広がる余韻へとつながっていきます。
爽やかで明るい印象が続くので、暑い日にもすっきりと飲みやすいです。

ルワンダは1990年代に民族間の争いで大虐殺があった悲しい歴史があります。
その後の復興にコーヒーが大きく貢献しているようです。
アフリカで最初にカップオブエクセレンスが開催された国でもあるように品質向上の意識も高いので年々向上している注目の産地です。

 

コスタリカ・ドンマヨ  250g入り/1944円(セット価格1620円)

コスタリカは中米の中でも先進的な取り組みを積極的に行っていて、とても注目されている国です。
ドンマヨは地名や農園名ではなく、マイクロミルと呼ばれる精製施設の名称です。
コスタリカの特徴はこのようなマイクロミルがたくさんできたことによって競うように発展していて、レベルが年々上がっています。
ドンマヨマイクロミルはカップオブエクセレンスという品評会で毎年のように入賞するコスタリカを代表する施設です。
標高1900m以上の高地で栽培された豆でとても固く引き締まった印象のあるこの豆の特徴を活かすためにやや深く焙煎しています。
やや深煎りにしたことでミルクチョコのような魅力になり、まろやかさがありながら豊かな甘さとコクがより感じられるようになりました。
後味はとてもクリーンですっきりとしているので、キレがよく次の一口を誘います。
この時期はアイスコーヒーでも楽しめますのでよかったらお試しください。

 

ブラジル・トラディソン   250g入り/1620円(セット価格1080円)

当店のブラジルの定番になったトラディソンです。
トラディソンはポルトガル語で伝統という意味ですが、まさにブラジルらしい伝統的な味わいのコーヒーです。
まろやかな口あたり、ナッツ系の香ばしい風味とともに広がる甘さ、程よいコク、苦みも少なく酸味も感じず、素直においしいと思える親しみやすい味わいです。
際立った魅力あふれるコーヒーもおいしいですが、このコーヒーのようなスタンダードのおいしさは飽きることもないので、安定して人気があるのも納得です。

 

モカ ジャバ   200g入り/1620円(セット価格1080円)

モカジャバは最古のブレンドと言われていて昔から親しまれてきたブレンドです。
基本的にはモカ(エチオピアまたはイエメン)とインドネシアのブレンドですが、昔はイエメンモカとインドネシアはジャワ島の豆でブレンドされていたと思います。
でもコーヒーの素材レベルが昔とは比べものにもならないほど向上しているので現在の最高峰の素材を使えばもっとおいしくなるだろうと思いブレンドしました。
モカはエチオピア・イルガチェフでインドネシアはマンデリンでブレンドしています。
どちらも個性あふれるコーヒーですが、見事に調和して魅惑的になりました。
華やかで深みのある香り、クリーンでクリーミーな質感、豊かな甘みとコク、スパイシーでエキゾチックなアクセント、いつもでも続く長い余韻がリッチでとても印象深い味わいです。
冷めても印象が変わらずリッチな味わいが続くコーヒーなので、アイスコーヒーにしてもいつもと変わった味わいが楽しめるブレンドです。