ゆうかCoffeeBlog

水出しアイスコーヒー

今日(8/7)は立秋で暦の上で秋の始まりのようですが、夏真っ盛りな浦安です。
お店に来られる方々も皆さん「暑い・・」と言いながら入ってこられます。
この時期の試飲のコーヒーはホットもアイスもご用意していますが、ほとんどの方がアイスを選んでます。
家ではホットでもこの暑さの中、歩きや自転車で来ればやっぱり冷たいものを口にしたいですよね。
そんなアイスコーヒーの試飲を最近はモカジャバで淹れているのですが、これがとっても好評です♪
アイスにしても豊かな味わいで、とても印象に残るようです。
毎日の試飲での皆様のご評価がとても参考になり、豆選び、焙煎やブレンドでの味づくりのヒントになっています。

先日は急冷でのアイスコーヒーをご紹介しましたが、今回は水出しアイスコーヒーです。
昔はダッチコーヒー、最近はコールドブリューなんて言い方をしたりもしますね。
当店で販売している水出しコーヒーパックはとても簡単です。
麦茶パックのように1リットルのお水に1パック入れて、冷蔵庫で12時間以上漬けておくだけです。
ただ最初にスプーン等で押し込み、充分にバックに水を吸わせてください。
パックはどうしても浮いてくるので、水を吸わせてあげないと薄いコーヒーになってしまうことがあります。
濃いめが好きな方は常温で抽出すると冷蔵よりは濃いめになります。
あとは水の量を加減してください。

使っているコーヒーは深煎りのブレンドですが、水で出すので苦味の成分が出づらくまろやかで優しい甘さが感じる味わいになります。
コーヒーが苦手な方やブラックでは飲めないような方でも飲みやすいようです。
半面、力強いしっかりとしたアイスコーヒーが好きな方は、少し物足りなく感じることもあると思います。
そのような方は前回ご紹介した急冷でのアイスコーヒーのほうがいいでしょう。

水出しコーヒーは当店のパックでなくても淹れられます。
計量カップやコーヒーサーバーに30gの粉と500mlの水を入れてかき混ぜます。
そのまま冷蔵庫に入れて12時間くらいたったら、普段使っているドリッパーで濾して出来上がりです。
ペーパーフィルターでも金属フィルターでも大丈夫です。
カフェプレスをお使いでしたら、上記の分量で同じように漬け置きし、最後にプランジャーを押し下げれば出来上がりです。

抽出に時間はかかりますが、暑い日にお湯を沸かさなくていいですし、スッキリとゴクゴク飲めますのでよかったら試してみてください。

 

8月のおすすめコーヒー

夏本番といった感じで暑い日が続きますね。
最近は天気が急変するとこが多く、突然の雨に降られたり、
そうかと思うとすぐに晴れてきれいな虹がかかったりと気が抜けない毎日でした。
まだ夏は始まったばかりですので、皆さんも体調崩さぬようご自愛ください。

今月はホットでもアイスでも楽しめるコーヒーのご紹介です。

ケニア・キイ農協    250g入り / 単品価格1944円(セット価格1620円)

個人的に『ケニア』のコーヒーが好きで1年を通していろいろな地域や農協をご紹介していますが、
キイは3年連続でご紹介する当店ではおなじみの農協になりました。
粉に挽くと印象的な香りが広がり、繊細でやわらかな口あたりとコクを感じるクリーミーな質感、
ピーチやプラムのような風味、巨峰やピオーネなどの黒ブドウのような濃密さ、オレンジのような
シトリックさなど様々なフレーバーが甘さを支えてとても立体的で複雑な味わいとなっています。
冷めてくると赤ワインのような印象も感じられて、いつまでも楽しめる素晴らしいコーヒーです。
この時期はアイスコーヒーにもおすすめです。コクがあってフルーティーな後味で、
すっきりとした赤ワインのような上品なアイスコーヒーになりますのでどうぞお試しください。

深煎りグァテマラ・フェリシダ農園 250g入り / 単品価格1620円(セット価格1080円)

当店でのリピート率は1~2を争う定番人気の深煎りグァテマラ。
深煎り専用に使っている農園がいくつかありますが、
その中でも今回のフェリシダは一番コク深い味わいの農園です。
当店の深煎りは焦げた不快な苦みではなく、キャラメルやビターチョコのように
甘さを伴ったほろ苦さを志しています。
そのために使う豆には、標高が高い地域で育ったコクと風味が豊かなもの、
酸もとっても重要でクリーンで豊かな酸があるものを使用します。
酸と聞くと苦手意識を持ってしまう人もいると思いますが、
深煎りにすると酸は減少していきますのでしっかりした酸がないと単調な味になったり、
焦げた苦いだけの味になってしまうのです。
焙煎は時間と温度をしっかりと管理し、素材の味わいを活かせるギリギリの深さを探り、
何度もカッピングしながらロースティングポイントを探していきます。
このようなことでブラックでも重くなく、甘さとほろ苦さ、やさしい後味の深煎りに仕上がります。
もちろんミルクとの相性もいいのでカフェオレでも、
そしてアイスコーヒーでもおいしい幅広さが人気の秘密です。

伝統ブレンド「モカジャバ」    250g入り / 単品価格1620円(セット価格1080円)

一時お休みしていたモカジャバですが、たくさんの方から「なくなっちゃった??」
と言われていましたので再度ラインナップに並べました!
深みと華やかさを併せ持った香り、リッチで厚みのある味わい、スパイシーなアクセント、
いつまでも続く長い余韻が豊かな気分にさせてくれますね。
マンデリンとエチオピアの個性の強い豆のブレンドですが、
不思議とケンカすることなくより立体感の深いある味わいになっています。
この時期にはアイスコーヒーでもおすすめです。
リッチな味わいがアイスでもそのまま味わえて、とても印象的で複雑な、
他では味わえないアイスコーヒーになりますのでぜひお試しください。

アイスコーヒーの淹れ方

7月になって暑い日が多くなってきましたね。
6月からアイスコーヒー用の豆はとても好調で、ご家庭でもアイスコーヒーを気軽に楽しんでくださる方がたくさんいて嬉しく思います。
でもまだアイスコーヒーは淹れたことがないという方や試飲でアイスコーヒーを飲んで「これ、おいしいね。どうやって淹れるの?」とご質問をいただいたりしますので、私がやっている淹れ方をご紹介します。

私が思う一番おいしい淹れ方は、オンザロックや急冷と言ったりする淹れ方ですね。
作り方は最初はいつものようにホットコーヒーを淹れるのですが、ポイントは濃く淹れることです。
いつもと同じ粉の量で抽出量を半分くらいにするか、粉を1.5~2倍くらい使っていつもと同じ抽出量にするかで、濃いホットコーヒーを淹れます。
次にグラスやサーバーに氷を多めに入れて、コーヒーを一気に注ぎます。
そのままかき混ぜて出来上がりです。
氷の分量が初めはわからないと思いますが、多めに使って一気に冷やしてください。
味見をしてお好みの濃さならば、氷を取り除いてしまってもいいと思います。
何度か淹れると氷の量はわかってくるので、ご自身のお好みの濃さに合わせてみてください。
この淹れ方ですと香りも感じられますし、豊かな味わいのアイスコーヒーになりますのでオススメです。
作り置きしても問題ないですが、その日に飲む分くらいにしてください。
使うコーヒー豆は基本的にはどの豆でも大丈夫ですが、一般的には深煎りの豆を使いますね。
アイスコーヒーブレンドも深煎りのブレンドです。
その他では深煎りグァテマラ、深煎りコロンビア、マンデリン、森の時間でもおいしいです。
またエチオピアやケニアなどで淹れてもスッキリとして爽やかなアイスコーヒーになりますのでおすすめです。